ファミリーゲーム自宅のこれまで

家族で、とてもたくさんボードゲームで遊びました。

家族で遊ぶはじめてのドイツゲームは、長男5歳の誕生日にプレゼントした「カヤナック」だったと思います。
(ずっと6歳だと思っていましたが、5歳だったことが判明しました。別記事に6歳とありますが、そのままにしておきます。)
クルテクを始める前でした。今くらいゲームも情報もたくさん出ていたら、もっとデビューは早かったかもしれませんね。

長男はとても嬉しそうに、ゲームを楽しんでいた覚えがあります。負けて悔しいのは人に対してというより自分の作戦に対してで、勝つためにどうしようかということを考えるのが好きなようでした。
2つ下の次男もゲームに参加できるようになってきて、おもしろそうなゲームは次々と遊びました。
次男は、負けると、泣くか怒るということが小学3年生ころまであって、楽しく始めたはずのゲームが白けたこともしばしば。でも、わざと勝たせてあげるようなことはほとんどしてこなかったなと思います。
勝ちたくて一所懸命考えて、あと少しで勝てそうでドキドキしている時に、まさかのサイコロの目が出てどん底に落ちそうなときなんかは、ちょっとサービスしてあげてたかな。

三男はなかなか参加させてもらえませんでした。上の子に合わせていたのでいつも末っ子にとってはゲームのレベルが高く、サイコロ振り係とか、お母さんとペアという名目で騙していました。たくさんのゲームで遊びましたが、あとで思い出話をしたり、久しぶりにやろうとしたら、「これはサイコロしか振ってない」「見ていただけで実はやっていない」というゲームが三男にはたくさんありました。そうだったっけねえ。

三男も小学校3年生になった頃がファミリーゲームの黄金期だったかと思います。どんなゲームも遊べるようになりました。この頃からだんだんと、ルールを読んで説明するのは長男の役割になってきました。
忙しくて、開封だけしてゲームを積んでいると、長男は「もう遊んだよ、おもしろかった」というのでいつ誰と遊んだのかと思えば、一人で遊んだと。自分で自分の役割も対戦相手の役割もこなしていたそうです。我が家には長男しか遊んでいないゲームもいくつか積まれています。

次男は、高校生になった頃からやけにゲームが強くなってきました。長男のほうが頭を回すのが好きですが、日々の生活実践型の次男が、人の心の機微もつかんでいるのか、ここぞというところで感覚勝負が強かったです。長男は作戦を実践するが好きなだけだったので、策におぼれて負けも実は多い。この対比はおもしろかったです。

淡々と冷静なのが三男で、実質一番強いかもしれません。タイプの異なる兄達のやり方をよく見て、いいとこ取りする末っ子らしさを発揮します。

そうこうしているうちに、就学で次々子どもたちは家を出て、4人用ゲームで5人家族の誰が余るか揉めていたのが、メンバーが足りなくなるほどになってきました。年に数回そろうことがあれば、あたりまえのように「ゲームしますか」と始まります。
かつては私が、ゲームのシーンでは一番えらい人だったのですが、今は一番わかっていない人認定されて随分格が下がりました。ゲームは遊び続けていれば衰えないので、返り咲きを狙いこまめに遊ぶように心がけるこの頃となりました。