絵本のご紹介

絵本も入荷してきました。
絵本を置けるスペースは少ないので、季節ごとに入れ替えをしたいと思います。
今はもちろん、クリスマス!

『ちいさな ろば』
ろばって、なんとなくどんくさくて、味はあるけれど憧れる動物ではないんですよね。子どもの幼稚園でも生誕劇があってろばが登場するのですが、あまり人気がないのです。とても重要な役割を持っているのですけれどね。
ろばさんがいなかったら、出産間近のマリアさんは移動できなかったと思いますよ。
この絵本でも、やはりろばさんはそんなにかっこいい役割ではないのです。
でもろばさんらしく、我慢強く働き者、それによってサンタさんはクリスマスの夜に大事なお仕事を終えることができたのです。
ろばさんもサンタさんからプレゼントをもらいます。
それは…

なんともシンプルな深紅の表紙も良いです。

『クリスマスのものがたり』
こちらは淡々と生誕のお話を、とても聖書的に語っています。
挿絵がなんだか聖書の時代の衣装ではないのが、かえって印象的でした。
『おおかみと七匹のこやぎ』や『ねむりひめ』の、あの素晴らしく美しい絵本を描いたホフマン作です。ホフマンの最後の作とのことです。
クリスマスって、こういうお話が元なんだな、ということを理解する第一歩かと思います。