つまむお仕事

パズルいろいろ。

いろいろなタイプがありますが、それだけ子ども(大人も)が好きな遊びということなのでしょうね。パズルって、終わりがあるので達成感がありますし、ちょっと頭の中がぐるぐるしているときの気分転換にもなります。絵柄が美しく、質が高いものを扱っているので、遊んでいるときの気持ちよさも上々です。

1歳前後から初めて出会うパズルに、ノブ(ポチ)つきのものがあります。このパズルでは、型通りにはめて完成させる前に、子どもたちの大好きなお仕事をさせてくれます。それは、【つまんで持ち上げる】。
手のひらのグーパーしかできなかった赤ちゃんが、指を動かせるようになる。パズルのポチは手のひらではつかめず、指先でつまめるようになると取り外せます。つまめるようになった子どもさんが、床のゴミなどちまちまつまんで楽しんでおりますが、その方たちにこの赤いポチは魅力的だと思います。

つまんで持ち上げたら外れた。もうそれだけで一仕事終えてます。
「出しっぱなしで入れようとしない」「間違えたところに入れる」ということで、大人が子どもさんの手を取って正しいところに収めようとお手伝いされることがありますが、多分そのうちきちっと入れることに関心を持ち始めるので、【出して終わり】もパズルの初歩の遊び方と認めてしまうのもアリだと思います。いつしか、できるようになるまでのプロセスもおもしろいですよ。