見ていることはおもしろい

大人にとって、子どもが静かなときって目を離せるまたとないチャンスだったりするのですが、実は静かなときって見ていて本当におもしろいことが起きている、見るチャンスでもあります。
何にでもなれる積木、この日も積まれていました。

どこで止まるかな〜と思って見ていたら、ここまで積んだところで手をストップ。
そして、静かに、少し身を引くのですよね。これ、積木を積むお子さんにけっこう見られます。
しばらく少し離れて見つめて、ようやく声を出します。
「ねえ、見て、これお城だよ。」
子どもさんが声を出すまで大人もしーっ。演奏が終わって指揮者が指揮棒を下ろすまでの時間のようにも感じます。
うわー芸術家の佇まいだなと、ワクワクして見ていました。

お城は自信作になったのですね。小さい方が壊してしまったのですが、また静かにお城を作り直していました。