聖誕の場面をあつめて

クリスマスは、新約聖書の福音書に書かれているキリスト降誕のお話ですから、キリスト教信仰を持つヨーロッパの工房がこの場面の作品を作ることはごく自然なことと思います。

シンプルなもの、小さいもの、オーナメント型、キャンドルスタンド型、ウインドミル型などなど、この場面は、いろんなところで表現されています。

ドイツを旅行している時に立ち寄ったお店で見つけたこのオーナメントが素敵で、次に見かけたら買おうと思っていたら、もうその旅行中に見ることはなかった。その時の出会いって大切だなあとしみじみ。

くるみの中にその場面が入っているものは本当に小さいのによく表現されていますし、チェコのマリオネット作家 バーラさんの聖家族は、なんとまあ、ゆるい。それぞれに、クリスマスへの思いが伝わってきます。店にも、毎年、なんとなく集まってきます。