クリスマスの彩り

北欧の伝説の妖精で、呼び方や姿は少しずつ違いがあるようですが、帽子とあごひげ、尖った耳は共通した特徴のようです。農家との関わりが深く、さまざまなストーリーをもっています。クリスマス期にはクリスマスのトムテがサンタクロースとして知られていたこともあり、クリスマスの飾りにもよく登場します。

スウェーデンの森から、小さな森が抜け出してきたよう。シンプルで何にでも合わせやすいツリーの置物です。大小並べると、さらにかわいいです。白木は、鮮やかな色を引き立ててくれます。ヨーロッパの色彩豊かなおもちゃにぴったり。木は脇役なのになくてはならないような存在感があります。

ドイツの「黒い森」にあるフィンクバイナー社より。木をそのまま生かした製品づくりに特徴があります。樹皮の肌合いを残しています。伝統的な手工芸と現代的な加工法を合わせた技法で一つ一つ丁寧につくられています。飾りに添えるとよく映えます。製品ごとに個性があり、見た目はそれぞれ違います。

ひもを引っ張ると手足が動くお人形、ハンペルマンのデザインがサンタさんになっています。ヘラー社のハンペルマンのシリーズでは一番小さいピッコロハンペルマン。手のひらにもすっぽり収まる大きさですが、手足はぴょこんと元気に動きます。壁飾りにも、ツリーのオーナメントにも楽しく飾っていただけます。

耳元でクリスマスのモチーフが揺れます。ひっかけてぶら下がるタイプのピアスです。モチーフは、それ自体が工芸品の精巧な細工で、細かい描き込みやパーツの組み合わせは印象に残るものとなるでしょう。クリスマス期の個性的なおしゃれに、また贈り物にも喜んでいただけることと思います。

ヴェルナー家三男ジークフリードさんの工房で作られたものです。ヴェルナー家の三兄弟はみなさんおもちゃ職人ですが、ジークフリードさんはお父様であるヴァルターさんの作品を継承しています。ヴァルターさんの聖誕セットに含まれていたラクダとラクダ使いはこのセットには含まれていませんが、格調高い繊細な細工はそのままです。

デンマーク製の紙製モビールです。ひとつひとつ手作りされています。軽いので、あまり天井を傷つけずに吊るせそうです。空間にクリスマスのモビールが吊るしてあると、お部屋全体がクリスマス気分になります。縦長の印象が大人の雰囲気の26cmサイズと、横に広くかわいいイメージの17cmがあります。お部屋に合わせてお選び下さい。

1枚で飾ることができる、存在感のある大きなレースリースです。ドイツの伝統工芸品として受け継がれている技術をていねいに守り、編み物ではなく、レース糸による織物として好まれ、受け入れられています。繊細な模様ですが、パリッとしっかり丈夫です。1枚で飾っても十分に映えます。

とても小さなお人形です。目を引く大きさや色使いではないのですが、いつまでも見ていられるような素朴なかわいさです。ぜひ実物をご覧になっていただきたいなと思います。フラーデの天使たちは、なんだかいつもみんなでワイワイ言ってそう。高価ですが、１体ずつ仲間を増やしてあげたい、という気持ちになります。

キャンドルを灯したら、本当に聖夜の暗い馬小屋の中、片隅の聖誕の場面を照らす明かりのような雰囲気になりますね。なめらかな曲線と、厚くしっかりした木、つやのある仕上げが高級感を演出しています。サイズも大きめなので、メインの飾りとして活躍しそうです。

クリスチアン・ヴェルナーさんの工房を訪れた時、出迎えてくれたのは巨大なトナカイでした。サングラスをかけて、台車に乗っています。ライフェンドレーエン技法というろくろ細工技術を確かに守っているクリスチアンさんですが、デザインに今らしい遊び心を加えたのでしょうか。

削り木の技法で作られた装飾用の木です。ろくろに細長い円錐状の菩提樹材をセットし、枝をひとつひとつのみで削り出していきます。技術を習得したマイスターは限られた、貴重な技法の製品です。巻かれた繊細な表情のツリーは、何と一緒に置いてもお互いを引き立て、サイズや色を変えてたくさん並べる楽しみ方など、1年を通してさまざまです。