クリスチアン・ヴェルナーさんの伝統的ろくろ製法
Wノアの方舟のデザイナー、クリスチアン・ヴェルナーさんは、おもちゃづくりが主産業となったザイフェン村で責任ある立場にあったヴァルター・ヴェルナーさんの長男です。伝統的なライフェンドレーエン(ろくろ製法)の第一人者として、伝統を守ることと、新しい挑戦を織り交ぜながら確かな技術の継承と、ザイフェン村の発展に尽力しています。
ライフェンドレーエンの技法は公式サイトの動画より。
丸太を薄く切り、皮を落として形を整え、ろくろの機会に取り付けます。
ろくろの回転に合わせてノミを入れ、溝をつけていきます。
溝の付いた輪っかを切り分けていきます。側面は動物の形になっています。
更に細かく削って特徴を出し、色やパーツを取り付けて完成します。
すべて手作業の工程を経て、ミニチュアの動物ができあがります。
ミニチュアの動物たち
小さいですが、それぞれの特徴を活かした彫り込みや着色によって、動物たちはいきいきとしています。すべて手作業なので、ひとつひとつに個性があるのも楽しみの一つです。