木製星形ひもづくり

秋ごろから店内には置いてあったのですが、今ひとつ地味な存在だったこちらが、ここ1週間くらいで注目度がぐんと上がっています。入荷を繰り返してもいつも品切れ状態に。

『木製星形ひもづくり』です。
外に出るのもやっとのお天気。室内で遊ぶもの、特に冬は羊毛や毛糸を使った手仕事がよくはかどります。でも人気の秘密はそれだけではないみたい。
このひもづくりは、7本の糸を規則的に動かしていくことで、細く固めのしっかりしたひもが編み上がっていきます。

組み方は簡単。切り込みから数えて3つ目の糸を切り込みへ移動させていくことを繰り返します。他のリリアン編みは、残さなくてはいけない上の糸をつい勢いで外してしまうのが失敗のもとですが、これはその力加減は必要ありません。
7本の糸の色の組み合わせも楽しみです。全部同じ色でもいいし、2〜3色で出てくる模様を楽しむのもまた良しです。しっかりと組み上がったひもは、けっこう使い道がありそうです。お客さまからのアイディアでいいなあと思ったのは、帽子やスモックのかけ紐。かわいいし、子どもが自分で作ったものを自分の持ち物で生かせます。

持ちやすくきれいなこの道具も魅力的なんですね。
dieters(ディーターズ)社。ドイツ・シュトゥットガルト近郊の町で、建具や家具をつくる職人さんが創業した会社です。この会社のかぎ針付きリリアン編みも使いやすいですよ。