虹色で積み木考察

昨日は、虹のカウンティングブロックで遊んだ跡が残っていました。
こちらは、枠入りの積み木です。ここから出して並べたり、階段の上に何かを足して遊ぶ様子がよく見られますが、枠の中で並べ替える遊びは久しぶりだな〜と思いました。
自宅に店があった頃、長男が枠の中で並べ替える遊びが好きでした。
こんなでした。

その後グリム社の積み木の取り扱いも増え、並べてみると、大きさの順番と色の使い方を共通にしているのですね。
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階段状、円錐状、円盤、リング、と秩序があります。

で、どうなるかというと、本日5歳の男の子。
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色ごとに分けて、それぞれの色で何かを表現していました。並べてから何かに見えてくるみたいでした。

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これはまた違う世界。

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モザイク遊びのようにも。

積み木の選び方、遊び方には王道も正解もなく(個人的に『間違い』と思っていることはあります)、そこにきて需要は非常に高く、まず膨大な種類から店内で扱うものを絞っていますが、どれをイチオシしたら良いのかは今も、これからも決められないと思います。

とは言っても、白木レンガならこれが好き、ネフは別格、などそれぞれに思い入れはありますが、このグリム社のラインナップはどう捉えたら良いかな、とよく考えます。色数や形が多すぎる気もするけれど、それぞれが調和してちゃんと遊べている。もしかしたら、積み木は『自然』にかなり近いところにある遊びかもしれないですね。グリム社は自然界に見つける色、素材、形にこだわりを持つ。一方で、自然界のあちこちに潜む数学の神秘、それがネフ社の積み木にはあるように思います。いずれも、人間の浅知恵や思惑を超えて、自然界への敬意を表したことに私は惹かれているのかなと思います。

先月は、ゲームを主題材としてアナログかデジタルか?というテーマに取り組んだトークセッションを経験しましたが、ここにきて積み木と向き合うと、偉大な自然があって、人の技術が育ったことに思いを巡らし、技術が自然を越えようとするのは本当に人類が求めていることなのかな〜などと、どんどん思考が深みにハマっていきます。恐るべし積み木。更に追求していきたいと思います!