Schwarzer Peterは、ヨーロッパの方は子どもの頃一度は遊んだことがあるゲームとのこと。「小さい頃家にあった」とよくお聞きします。ルールはババ抜きなのですが、多分日本ではババ抜きデビューはトランプを使うと思います。ヨーロッパは、就学まで遊びに文字や数字を使わない傾向があるらしく、ババ抜きも絵カードで遊ぶのですね。
この、ババであるペーターは、黒猫や煙突掃除人が多いです。ペアカードは同じ絵柄のセットが揃っていればなんでも良いです。
今日入荷したカードは、ペアカードが同じ絵ではなく動物のつがいになっていて、それが美しくて遊ぶのも忘れて眺めていたい気分になりました。そして、黒猫ペーターの佇まいがまた良くて、仲良しつがいのカードの中で孤高を保っておりました。ヨーロッパでは、子どもの頃に美術性の高いものに触れさせたいとする意識が広く持たれているように思います。それは大人になっても感性の根っことなるであろうと感じています。
書籍も入荷しました。
紙でお花をつくります。
紙と、ハサミとのり、あとクセをつけるための道具でできるお花たちです。これはぜひやってみたいと思います。