石の建築文化
ヨーロッパでは石造りの建物が多く見られます。ドイツではフレーベルが子どものために最初に木製の積木を考案しましたが、身の回りの建築物を表現するのに木製に物足りなさを感じる人もいました。石の感触でできた積木は、ここから生まれました。
フレーベルの影響を大きく受けており、フレーベルの恩物を意識した構成となっています。
ANKER STEINBAUKASTEN社の石積木として安定して流通するまでにはさまざまなできごとがありましたが、今は、ファンによって支えられ、新しいパターンへの挑戦が続いています。
ハイデルベルクの教会にて。「あ、アンカー積木だ」と納得。子どもは遊びを通して、おもちゃを通して、身の回りのことを知っていくことも改めて実感しました。
特殊な素材の積木です。ひんやりと重く、硬質な手触りです。亜麻仁油の香りがします。通常木製の積木で体感する感覚とは異なります。赤、青、黄の3色構成です。
ピタッと吸い付くように積み重なり、サイズも正確です。大量に積んでも、狂うこともズレることもなく、大きな作品に取り組むことができます。
ピースをかき混ぜるなど、乱暴に扱うと、欠けることがあります。丁寧に使えるようになってから遊ぶのがおすすめです。ですが、慎重に扱うべきものを手にした子どもは、そのとおりに使おうとします。本物が持つ力は、子どもにも伝わるようです。
シリーズ
幼児さんには、ピースが大きく安定感のある入門セットが扱いやすいです。
学童期以降は、No.4またはNo.6から遊び始め、補充セットを足していくことでどんどん大きなものを作ることができるようになります。補充セットについてはお問い合わせください。
いずれも豊富なパターンのモデルブックがついています。まずは掲載のパターンを再現し、土台の組み方など基礎を習得しましょう。